三多摩総合食品卸売市場
ここのところ更新ペースが遅いもんだから、UPしていない写真が溜まって大変なことになっています(汗。コチラは一昨年に大箱屋の大場さんに案内してもらった、都内の昭島市にある「三多摩総合食品卸売市場」。施設の裏側にある駐車場はもの凄く広いのですが、看板が掲げられている表側は細道に面しています。
まずは場内へ入る前に施設の外側を見て回ると、、何やら見たことのない珍しいタイプのリヤカーがありました。台もタイヤも全部金属なので、引くのにけっこうな力が要りそうです。
ブレーカーも古そうです。上に乗っている発泡スチロールの箱に「水受け」って書いてありますね。もしかして、雨漏り用ですかね?
なんだか場内は暗そうだな。何はともあれ、お邪魔してみましょう。
おー、時間の止まり具合が半端じゃない。薄暗い場内の通路には無数の万国旗が吊るされていて、昭和のアーケード街のような雰囲気です。
こんなに昭和な市場が都内にもまだあったなんて知らなかったなー。亀有の「亀有食品市場」もかなりの昭和っぷりでしたが、コチラの市場もタイムスリップ感がハンパじゃないです。
見所は、何と言ってもトタン看板。白地に黒の筆文字で書かれているだけですが、文字が達筆なためか劣化のためか、シンプルながらもめちゃめちゃ味があります。
「紀文」の看板を発見。紀文といえば、はんぺんですよね。長いことテレビをまともに見ていないので分かりませんが、昔はよくCMを見ました。
お、「あけぼの」の看板だ。あけぼのの鮭の缶詰は今でもスーパーなどでよく見かけますが、昔とデザインがほとんど変わらないですよね。
この市場、広いなー。
こちらは精肉店のようです。黄色地に赤の筆文字が食欲をそそります。上下にある点滅球もイイ感じ。
場内を一通り見て回って、一番気に入ったのがこの看板。花のイラストや全体の色合いが、なんだか凄く懐かしい雰囲気。
奥のほうはシャッターが多いようです。
ちなみに、表通り側の出入り口には、昔ながらの食堂が併設されていました。暖簾が仕舞われているので今日は時間外のようですが、いつか機会があれば入店したいと思います。
三多摩総合食品卸売市場
東京都昭島市武蔵野3丁目5-1
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