荻窪北口駅前通商店街(喫茶 邪宗門)
訪問日:2012年7月9日
わずか50メートル程の短い商店街ですが、都心部としては比較的昭和の面影が残っている商店街です。今回は携帯カメラで撮影しているので画質が悪いです(汗。
中でも特に衝撃なのは、この「せしりあ洋裁店」。これほど昭和の雰囲気を残したお店が荻窪に残っているのは奇跡に近いと思います。写真では見えにくいですが、硝子ドアにはひらがなで「せしりあ」の文字、四角いドアノブの朱色は現代には無い色です。
店主さんに撮影の許可を頂きました。お話を伺ったところ、開業から60年近く経つそうです。この椅子やテーブルの彩度の低い色合いは昭和30年代独特のものですね。後の40年代に流行る極彩色よりも品が感じられます。パーテーションとカーテンの組み合わせも良い感じです。店主さんに「とても素敵なお店ですね。こういう昭和な雰囲気が大好きなんですよ。」と話すと、「だいぶ古ぼけちゃってますけど。」と、笑いながらおっしゃっていました。インターネットでこのお店について検索しても全くヒットしないのが不思議です。
こちらは珈琲の名店「邪宗門」。
店内はアンティークで統一され、額や時計など壁が見えないくらい飾られています。まるで骨董品屋のようです。
ホットケーキとアイスコーヒー(写真未掲載)を頂きました。
喫茶 邪宗門 荻窪店
東京都杉並区上荻1-6-11
TEL 03-3398-6206
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