ひばりが丘団地
訪問日:2012年10月1日
ひばりが丘散策、続いては団地好きの間では有名な「ひばりが丘団地」。ひばりが丘団地が造成されたのは50年代末の昭和34年。造成当時は日本住宅公団最大の公団住宅で、後に建設された公団住宅のお手本にもなったそうです。
現在は建物の老朽化に伴い建替えが行われている最中のため既に人は住んでいませんが、二階建ての棟が並ぶこの辺り一帯は今のところ塀に覆われる事もなく人通りがあります。
現役を終えてどのくらい経つのでしょうか。木製玄関ドアのポストに刺さった広告はそれほど古くなさそうです。
ドア周りのディテール。
棟番号はタイル張り。よく見るとR部分のタイルが三角形になっている辺りに手作りの温もりを感じます。
裏へまわると、庭で子供たちが蝉の抜け殻集めをして遊んでいました。
窓から硝子越しに室内を覗いてみましたが、年代物の襖に敗れ等の傷みは殆ど見当たりません。壁や畳もまだまだ現役で住めそうなほど奇麗です。
こちらの部屋はガラス戸。奥の部屋はフローリングのようです。その奥には風呂場も見えます。
押し入れの上(襖の裏)に二階へ上がる階段があるようです。
こちらの部屋はガラス戸が外され風呂場の全景が見えます。手前のシステムキッチンは比較的新しいもののようです。
こうやって見ると室内は意外と広そうす。
懐かしいゴミ入れを発見。子供の頃、よくこの中に入って遊びました。
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