姫路大博覧会跡
訪問日:2012年11月30日
姫路大博覧会(昭和41年)は、手柄山中央会場、名古山会場、城南会場の3ヶ所で開催されましたが、中央会場となった手柄山には現在でも複数のパビリオン等が当時の状態で現存しています。こちらは「スリラー塔」。ロックガーデンに囲まれた西洋のお城風の建物で、水が流れ落ちる仕組みになっていたそうです。
こちらの建物は現在水族館になっていますが、博覧会開会中は海底探検館として利用されていたそうです。
こちらは「太平洋戦全国戦災都市空爆死没者慰霊塔」。塔は刀を地中に突き立てた形で「もう戦争はしない」という事を表しているのだそうです。
姫路モノレール手柄山駅は現在、博物館として一般公開されています。姫路モノレールは姫路大博覧会の開催に合わせて姫路駅から手柄山駅の約1.8キロの区間で運転を開始しましたが、利用客の伸び悩み等により、わずか8年間の運行で廃止となったそうです。
車内の様子。
車両の連結部分。
駅構内にあった電飾看板も当時の状態で残されています。
姫路大博覧会跡
兵庫県姫路市西延末440
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