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2013年3月18日 (月)

カーホテル 恋路

訪問日:2013年2月4日

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以前の記事にも書きました通り、我が家の場合、旅先ではいつも昭和のモーテルに宿泊するのですが(主な理由は、楽しい、安い、予約が要らない、の3つ)、ここのところ外観が昭和でも室内が大幅に改装されているケースが続き、なかなか納得のいくモーテルに巡り逢えずにいました。喫茶や食堂のような飲食店の場合は改装しなくても”味”があればファンも付きますが、ラブホテルの場合はそうも行かない業種なので、今の時代に昭和のモーテルを探すのは至難の業です。前置きが長くなりましたが、50号を走行中に桜川市で良さげな誘導看板を発見しました。「カーホテル恋路」。カーホテル、つまりモーテルですが、カーホテルと表記されているラブホテルにお目にかかったのは初。恋路というのも凄く良い名前です。何はともあれ誘導看板に従い脇道へ入ってみる事に。

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脇道へ入ると、そこは街灯も無い真っ暗な道でした。しかも道がやたら細く、いくら走っても何も見えてきません。ラブホテルの誘導看板は、どこまで走っても結局何も無かった(発見できない)というパターンがよくあるので、今回もそのパターンかな?と思いながらしばらく走り続けると、、、

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ありました、カーホテル恋路。看板の色味も良い感じです。さっそく入ってみましょう。

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中へ入ると、モーテルの敷地内とは思えないほど普通の眺め。建物も普通の住宅のようです。

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どの部屋にしようかなぁ。

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一通り敷地内を見て廻り、「ゆり」という部屋に決めました。はたして室内はどうでしょう。

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ドアを開けると、室内は期待通り昭和時代の面影を色濃く残した和室でした。普通の家のようで落ち着く〜。偶然ですが、天井照明は私の部屋とまったく同じものが吊るされています。

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枕元には灯籠が置かれており、脇の壁にある小さな障子からは緑の灯りがほんのりとこぼれています。こういう演出、嬉しいなー。これが有ると無いでは部屋の雰囲気が大きく変わってきます。

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風呂場の照明も良い感じです。

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そして、極めつけがコレ。風呂釜の脇にある岩からお湯が流れ出てきます。この演出には痺れました。最高です。

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これだけ充実した設備で宿泊料はたったの3.000円。一人1.500円計算ですよ。安過ぎ。今まで泊まったホテルで一番安いです。

カーホテル 恋路
茨城県桜川市上野原地新田444

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