喫茶 珈琲 マツ
訪問日:2013年2月4日
引き続き石岡駅周辺を散策。こちらは駅前通りで見つけた、喫茶「マツ」。
店内は二階、一階、半地下の3フロアに別れており、天井も高く結構広いです。 一瞬どの階にするか迷いましたが、馬鹿は高い所が好きなので、眺めの良さそうな二階へ。
二階だと、わざわざママさんに階段を上らせてしまって悪いかな?と思いつつも、着席。(と言ってもママさんはけっこうお若いです、念のため。)そして注文を取りにきてくれたママさんに「可愛いお店ですね。」と話しかけると、ニコニコしながら「可愛いなんて言われたの初めてだわ。」とおっしゃっていました。
そして、内装についてママさんといろいろおしゃべりをしていると、「映画の撮影にも使われた事があるのよ。」と、映画「ALWAYS 三丁目の夕日’64」の台本や、撮影時のスナップ写真をわざわざ出して見せてくれました。凄い。びっくり。「この台本は、スタッフの個人情報が載ってるからあまり人に見せないように、って言われたんだけど。」との事だったので、軽くチラチラッとだけ中を覗かせて頂きましたが、本当に台本でした。(←なんか文章が少し変ですが(汗。)写真の方も、ハチマキグロリアやタテ目セドリックなど、私が大好きな国産旧車がズラリ。撮影時はお店の前の通りに柳の木を植える等して街ぐるみで撮影協力されたのだそうですが、実際に映画に使用されたのはこちらのお店のシーンだけだったそうです。ちなみに、撮影で役者さんが食べるパフェを作るのに、スタッフさんがわざわざ専門の料理人を手配していたらしいのですが、結局こちらのマスターさんのパフェが採用されたそうです。やはり本物(昭和時代の、という意味で)には、かなわないと言う事ですね。
こちらは二階からカウンターを見下ろした様子。カウンター上部のデザインが衝撃です。
二階から一階の窓際の席を見下ろした様子。大きな窓を覆う真っ白の長いレースカーテンが美しいです。
一階奥の席。二色の椅子の組み合わせがカラフルで奇麗です。
照明と右の張り出したタイル塀との絡みが絶妙です。
半地下は椅子が白くて爽やかです。壁に使用されているのは大理石でしょうか。
ココアをお願いしたら”おから”をサービスで付けて頂きました。ママさん、いろいろとご親切にありがとうございました。
喫茶 珈琲 マツ
茨城県石岡市府中1-3-5
TEL 0299-22-4105
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