人工名所 巌窟ホテル高壮館（巌窟売店）

訪問日：2013年3月3日


こちらは吉見町にある「巌窟ホテル」。ここはわりと有名なスポットのようなので知っている人も多いと思います。


この巌窟ホテルは高橋峯吉氏という人物が、すぐ隣にある吉見百穴を見て「自分も掘ってやろう」と、明治から昭和にかけて親子2代にわたって人力で彫った宮殿です。 実際にホテルとして使用された事は無いそうですが、「巌窟掘ってる」が変化して巌窟ホテルと呼ばれるようになったらしいです。 現在は崩落の危険があるので柵に覆われ近付く事が出来ませんが、柵の外から可能な範囲で写真撮影してみました。二階の窓には西洋風の窓格子が確認できます。


そして、巌窟ホテルの正面には峯吉氏の子孫が経営する「巌窟売店」という御休所があります。実は、巌窟ホテルは自宅からわりと近いので以前にもここで食事をした事があるのですが、休業している事が多くなかなかレポートできずにいました。


店内の隅には大きな蜂の巣や巌窟ホテル現役時代の写真等が飾られています。


ショーケースには巌窟を掘る際に使用した工具が飾られています。よく見ると、上の棚に巌窟ホテルのポストカード（昭和時代に刷られたもの）が積まれていたので、店主のおばさんに「これ、頂く事できます？」と聞くと、「一枚だけなら良いですよ。」との事でしたので、記念に一枚頂きました。


ホテルの看板。


天ぷらそばを頂きました。お世辞抜きに凄く美味しいです。そのうち、お隣の「吉見百穴」もレポートしようと思っているのですが、このブログを始める前に既に何度も訪問してしまっているので、また行きたくなるまでもうしばらく時間が掛かりそうです。

人工名所　巌窟ホテル高壮館（巌窟売店）
埼玉県比企郡吉見町北吉見