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2014年8月24日 (日)

女郎うなぎ 割烹旅館 福助

訪問日:2014年8月5日

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小川町の254沿いにある「女郎うなぎ 割烹旅館 福助」。こちらのお店の事はずいぶん前から気になっていたのですが、見るからに老舗で高級そうな感じですし、入店してびっくりするような値段だったら困るなーと思い、なかなか入れずに居たのでありました。しかし、ずーっと気になったまま入らないのも気持ち悪かったので、先日かみさんと相談して「たまには贅沢しようか。」という事になりました。

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それにしても女郎うなぎって何だろう。元々は遊郭だったのかな。何はともあれ入店してみましょう。値段が高過ぎない事を祈る、、、(汗。

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わお、味のある店内に感激です。こちらの建物、なんと築100年だそうです。すげー。ちなみに創業は江戸時代安政2年だそうです。とりあえず靴をぬいでスリッパを履こうとすると、奥から女中さんが「いらっしゃいませー。」と出迎えてくれて、奥へ案内してくれました。

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奥へ進むと一旦天井が抜けた所に池があり
朱塗り橋が架かっていました。何だか女郎というキーワードの先入観があるせいか、ちょっと如何わしい感じにも見えますが、、、かなりツボな雰囲気です。よく見ると池の中にうなぎが泳いでます。

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更に奥へ。手洗い場や踊り場の飾り窓が素晴らしい。

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廊下が真っ直ぐでないところも良い感じです。

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天井板の張り方が凝ってるなー。この建物やばいです。

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そして案内されたのがこちらの「さくら」(「きくら」かな?)という個室。スリッパをぬいで室内へ。

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うわー、贅沢な個室だなー。テーブルにパンフレットが置かれていたのでさっそく見てみると店名の由来が書いてありました。簡単に説明しますと、江戸吉原の女郎が材木問屋の旦那に水揚げされこの旅館に預けられ、そのお礼として実家の鰻屋のたれの味を旅館の主人に伝えたのだそうです。なるほど、そーいう事だったのか。

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そして気になるうなぎのお値段は、、、びっくりするような値段じゃなくて良かったー。正確な値段は忘れてしまいましたが、2人で5000円ちょっとくらいのうなぎを注文しました。

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うなぎは注文を受けてから捌くため出来上がるまでにけっこう時間が掛かるので、その間ゴロ〜ンと寝そべって雪見障子から庭を眺めてました。ここは自宅からわりと近いのですが、遠くへ旅行に来たみたいな気分です。

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そして30分ほど待ったでしょうか。やっと注文したうなぎが運ばれてきました。いっただっきまーす。んー、吉原の女郎が伝えたというタレも程よい甘さです。うなぎも分厚くて美味しいー。大満足。ごちそうさまでした。

女郎うなぎ 割烹旅館 福助
埼玉県比企郡小川町大字小川97
TEL 0493-72-0026

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