玉水新地
先日、前回の記事でご紹介しました旭町1丁目の商店街をツイッターにUPしましたところ、フォロワーさんから、「その場所は玉水新地として賑やかだった場所の端にあたる」との情報を頂きまして、さっそくネットで調べてみたのですが、どうやらここはわりと有名な遊郭跡らしく、けっこう情報が出てきますね。玉水新地を知らなかったのがちょっぴり恥ずかしいですが、高知へ来てココを見落とさなかったのは運が良かったです。喫茶マホロバが表通りに無かったらきっと発見できなかっただろうなぁ。で、前回の記事の商店街から少し歩くと、古い橋の掛かった川(用水路?)沿いにちょっと怪しい感じの旅館が並んでいたのですが、おそらくこの辺りが玉水新地の中心部ではないかと思われます。
そして、ちょうどこの写真を撮っている時に、私と同世代くらいの人が同じように写真をパシパシ撮っていたので、きっと同じような趣味を持った人なんだろうなーと思いつつ、どちらからともなく挨拶をすると、その人が言いました。「ココ、どんな場所だか知ってる?」「いや、知らないですけど、遊郭とかですよね。」「え、遊郭って何?」とまあ、その人は遊郭を知らなかったようですが、何やら不動産関係のお仕事で調査をしていたらしく、「ここは、入ると60くらいのばあさんが相手してくれるところだよ。」と教えてくれました。
脇道に入ると、更に味わい深いモザイクタイルに覆われた建物がありました。
この建物は旅館ではなく飲み屋か何かのように見えますが、既に営業はしていないようですね。2階に人は住んでるのかな、、。
これらの建物が密集している一画の脇が更地になっていたのですが、以前はこの空き地にも旅館が並んでいたんですかねぇ。奥には戦前のものと思われる赤レンガの塀がありました。
玉水新地
高知県高知市玉水町
| 固定リンク
« 旭町一丁目商店街 | トップページ | 上町周辺 »