天ぷら 小料理 なにわ

佐賀レポートに入ります。明日は市内の中心部にある松原神社へ訪問しようと思い夜のうちに近くまで来たのですが、寝るにはまだ早かったので車をコインパーキングへ停めて周辺をぶらぶら歩いてみると、すぐに何やらイイ感じの灯りが見えてきました。こちらは「天ぷら　小料理　なにわ」。

時刻はもう22時頃だったのでお店に入る事は考えていませんでしたが、まだ営業中のようですし、佇まいが素晴らしかったので入店してみる事にしました。

ドアを開けると、密度が濃い味のある店内に早くも感激です。おかみさんもとても上品なお人柄で、質の良いお店だとすぐに分かりました。店内はご覧のようにすぐにカウンターがあり、椅子の後ろは人ひとりがやっと通れるくらいの幅しかなく、壁には剝げ石が張られ、床には素敵な緑色のタイルが敷かれています。奥の座敷では常連と思われるおじさんたちが数名、酒を飲みながらワイワイ楽しそうに盛り上がっていましたが、私は完全なよそ者なので一番手前のカウンター席へ遠慮ぎみに座らせて頂く事に。

お酒を頼まないとマズイかな、とも思いましたが、飲む気分ではなかったのでおかみさんにお茶漬けを注文すると、奥の座敷からダンディーなマスターさんがご登場。マスターさんはとてもオープンなお人柄で、私が旅の途中でたまたま寄った事を話すと、佐賀の街の話をいろいろ聞かせてくれました。ホットだなー、このお店。

お茶漬けもウメェー。こんなに美味しいお茶漬けを食べたのは生まれて初めてだ。

夕べは暗くて外観がしっかり撮れなかったので、翌朝に再訪してパチリ。

ちなみに、なにわと並びの書店とたこ焼き屋は一つの建物です。

天ぷら　小料理　なにわ
佐賀県佐賀市松原3-2-3