甘楽町役場
群馬ツアーの続きですが、JA甘楽富岡甘楽支所を満喫した後、同じ県道197号線沿いにある「甘楽町役場」へ間も無く到着。こちらの物件はhacoさんに情報提供して頂き事前にネット上で画像は見ていたのですが、実際に建物を目の当たりにすると予想以上に大きく物凄い迫力です。写真だとなかなか伝わりにくいかも知れませんが、一直線に突き抜けた窓の上の塀がとてもシャープで長ーーく、まるで航空母艦でも眺めているかのような雰囲気です。
そして、この斜めに突き出た塀、ヤバイでしょ、これ。
この建物の竣工は昭和43年。自分と同い年だと親近感が湧きますね。
2階がある反対側から見ると更にヤバイです。
花壇には柱サボテンが植えられています。高度経済成長期全開のこの手の建物はシュロの木がよく似合ったりしますが、サボテンも意外と似合うんだなー。
こちらは裏手にある階段。手すりの子柱は普通、地面と垂直ですが、階段の傾斜分傾いているのが面白いです。せっかくなのでちょっと上がってみましょう。
階段の踊り場から塀の尖った部分を至近距離でパチリ。
垂れ幕に書かれていましたが、今年は甘楽町発足60周年なんだそうですね。エントランスの屋根は建物全体のシャープな印象とは対照的に緩く湾曲しています。
丸いドアノブと青いガラスとの相性も良いですね。さっそく中へ入ってみましょう。
係の人に訪問した趣旨を伝え写真撮影をお願いすると、1階部のみという事でOKを頂きました。内部も基本的には竣工時から変わっていないようです。
大好物のノコギリ階段。渋いなー。完全に時間が止まっています。
子柱先端のジグザグ感もサイコー。
甘楽町役場
群馬県甘楽郡甘楽町大字小幡161-1
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