大紀町周辺
ここ数回、三重の国道42号線沿いのレポートが続いていますが、度会郡の大紀町に入った辺りから廃業した店がだんだん目につくようになってきました。こちらは自販と書かれた看板が気になったので寄ってみたのですが、よく見るとテントの上にオートスナックと書かれていた痕跡があります。しかしながら、現役の自販機は店頭に出ている新しめの2台だけで、店内はずいぶん前から閉鎖されているようでした。
そのすぐ先にもオートスナックだったと思われる廃業した物件がありました。おそらくですが、電飾の感じからしてゲーム機も置かれていたんじゃないかな。シャッターには管理物件の貼り紙があるので、何か別の形で復活する可能性はなきにしもあらず、といった感じです。
こちらの建物も気になったので近くまで行ってみましたが、廃業してから長い年月が経ってそうでした。業種は不明。
またまた気になる建物を発見。見えにくいですが、上部に「オートスナック24 温泉」と書いてあります。24は24時間営業ですね。入浴もできる上、もしかしたら2階には簡単な宿泊スペースがあったのかも知れません。
その先にはめっちゃ可愛いカフェレストがありました。こちらも残念ながら廃業しているようですが、わりと綺麗なので最近まで営業していたのかも知れません。入りたかったなー。
更に進むと、モーニングサービスと書かれたサテンの看板が見えてきました。
店名は「絵夢」のようですが、こちらも廃業してからそこそこ年月が経ってそうな雰囲気です。たばこの看板がやたら大きいのも時代ですね。それにしても、大紀町は廃業したお店が多いなあ。ちなみに、大紀町についてちょっと調べてみましたところ、人口数のピークが1950年頃で約2万人だったのに対し、現在は半分以下の約9千人まで減ってきているようです。これらの建物が建った時期の1970年頃の人口は約1万5千人なので、それでも約3分の2に減少してるんですね。単純に考えて客の数が3分の2に減ったら、そりゃ経営が厳しくなるのも当然ですよね。
わ、猫ちゃんが寄ってきた。遊んで欲しいのかな?それともお腹が空いてるのかな?
ぐりーーーーーん。
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