緑苑街(グリーン ガーデン ストリート)
新宿レポートの続きですが、友人の大介さんと、前回の記事でご紹介した「喫茶 騎士道」へ向かう途中、横断歩道の信号待ちをしていると、道路の向こう側に古そうな看板ゲートがある事に気がつきました。どうやら、大介さんも同時に気になったようなので、とりあえず近くまで行ってみる事に。ちなみに、上の写真はストリートビューから拝借したものです(遠くから撮るのを忘れました)。
こんな所に看板ゲートがあるなんて、今まで全然気がつかなかったなー。というか、新宿は昔から歩き慣れているとはいえ、ここは意外と歩いた事がなかったかも知れない。看板を良く見ると、「Green Garden Street」って書いてありますね。
でも、ストリートという割にはただのビルの間の細道といった感じで、お店の看板らしきものも見当たらないどころか、店舗があった面影すらありません。定かではありませんが、左右のビルが建つ前はココに飲食店が並んでいて、ビルに建て替えられた今も看板ゲートだけが撤去されずに残っているのかも知れません。そう考えると、ちょと愛おしい。
ゲートの下には、開閉する柵が片側だけにあり、開いたままになっています。何故、ここに柵を設置する必要があったのかも気になるところではありますが。
内側から見た様子。
追記:SNSに投稿したところ、この看板ゲートについての情報を頂きました。ここは「緑苑街」という安い酒が飲める横丁だったそうで、新宿二丁目のゲイタウン発祥の地だそうです。かつてはここが二丁目の中心でしたが、のちに「千鳥街」へと中心が移っていったそうです。
グリーン ガーデン ストリート
東京都新宿区新宿2丁目5
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