山田うどん跡
先日、只今リキッドライトで活躍中の大場さんと一緒に訪れた物件をご紹介します。こちらは、埼玉を中心に関東圏でチェーン展開する「山田うどん(現 山田うどん食堂 )」の跡。この物件は自宅の近所なので昔から存在は知っていたのですが、レポるのは初めてです。山田うどんは埼玉県に店舗が集中しているため、県民である僕も、今までにかなり沢山の店舗を見てきているわけですが、こちらの建物は僕が知る限りで、現存する最古の店舗です。(現在は中古自動車屋の事務所として使われているため、山田うどんとしては現役ではありません。)
山田うどんの創業は昭和10年で、昭和40年にフランチャイズ展開しているのですが、この店舗は間違いなく昭和40年代のものです。この、店舗入り口のV字型の庇とか、高度経済成長期全開ですよね。
店舗の内部は見る事ができませんが、外から見た限りでは、屋根もV字になっているようです。
窓の下に張られている剥げ石も、当時ならではといった感じですが、外装に剥げ石が使われている山田うどんは、他に見た記憶がないです。
現役時代に店内で使われていたものと思われる丸椅子たち。
鉄脚が珍しいデザインなので、大場さんがちょっと欲しそうでした。見たところ邪魔で放置してそうなので、頼めば貰えそうですけどね、店内に誰もいないようだったので見送りました。
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