食事と和菓子 伊勢屋
神戸レポートの最中ですが、ちょっとだけ埼玉レポートを挟みます。この日は大箱屋の大場さんと県内をドライブしました。で、まず始めに訪れたのが川越にある、こちらの「食事と和菓子 伊勢屋」。
モルタル造の昔ながらの佇まい。カワイイー。暖簾がかかっているので、営業中かな? さっそくお邪魔してみましょう。
引き戸を開けると、女将さんが一人でテーブルに座り、何やらお仕事(内職?)をされていました。あれ?もしかして営業してないのかな?「こんにちは。営業されてますか?」「あー、今、中休みなんだけど、、、、いいわよ。」「すみません、ありがとうございます!」ちょっと申し訳ない気もしましたが、お言葉に甘え、お邪魔させて頂く事にしました。開業時から殆ど変わっていないと思われる店内に、早くも感激です。
昭和30年代物と思われるパイプ椅子。床も当時の食堂ならではのコンクリート。そして、木製の引き戸には型板ガラスが入っています。完璧だ。
そして、奥のスペースは少し雰囲気が異なり、椅子や壁紙がオレンジ色です。
このストライプの壁紙、サイコー。
三菱製の冷水機もイイ感じ。70年代物ですかね。
テレビ台には、これまたイイ感じの棚受けが使われています。塗装も純正のようで状態がイイです。
このメニューボード、よく見ると手書きです。普通ならマジックで書くところを、塗料を使って、しかも明朝体で書いてます。なんて几帳面なんだ、、、。
大場さんが焼きそばにしたので、僕も焼きそばにしました。ボリュームたっぷりでお肉も入っているのに、たったの400円です。 しかも、ウメェー。ごちそうさまでした。
大場さんから、今、話題沸騰中の本「ヒッピーのはじまり」を頂きました。装丁のリキッドライトは大箱屋が手がけています。発売からわずか2週間で重版が決まったそうですよ。興味のある人は、下にリンクを貼ってあるので見てみて下さい。
食事と和菓子 伊勢屋
埼玉県川越市小堤(大字)14-27
ヒッピーのはじまり
ヘレン・S・ペリー (著) 阿部大樹 (翻訳) 大箱屋(装丁)
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