奈良県庁
奈良レポートの続きですが、「喫茶 佐保」を出たあと、「奈良県庁」へ訪れました。この県庁舎を設計したのは片山光生氏、竣工は昭和40年だそうです。高度経済成長期の真っ只中ですね。
この建物の見どころは、何と言ってもこのてっぺんの部分。なんだかロボットの顔のように見えなくもないですが(どことなく、クレージーゴンぽい)、目のように見える八角形の部分には、よく見るとレーダーのようなものが取り付けられています。宇宙基地みたいでカッコイイなー。竣工が昭和40年といっても定礎には昭和37年と刻まれていましたから、そう考えると当時としてはかなり最先端なデザインだったんじゃないですかね。
先端が斜めになった4本のツノが、以前に勝浦で見つけた「JAみくまの 宇久井支所」とそっくりなんですけど、偶然とは思えないなー。
屋根の部分は採光のためか、穴が空いています。まあ、デザイン的なものだと思いますけど。
階段やショーケースも、重厚感があってカッコイイ。
普段は屋上広場が解放されていると聞いていたのですが、この日は解放されていなかったので、館内を観れる範囲で見て回りました。こちらはロビーですが、六角模様の床に五角形の椅子が設置されています。何だかこの椅子、色合いがチョコドーナツっぽいな。
和風テイストの、大きなペンダントライト。壁や天井には木材で格子が組まれています。お金かかってるなー。
階段スペースの壁は横格子になっています。手すりの木材は中央に一ヶ所繋ぎがありますけど、かなりデカい木ですよ、これ。
鹿さーーーん。
奈良県庁
奈良県奈良市登大路町30
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