倉吉市庁舎
倉吉レポートの最後になりますが、こちらは「倉吉市庁舎」。設計は「代々木体育館」や「東京都庁舎」などの設計で知られる、あの有名な「丹下健三」氏によるものです。そして、竣工はなんと、昭和32年なのであります! 古い建築物というのは見てすぐに分かりますけど、そこまで古く見えないのは、やはり建築デザインが優れているからでしょうね。丹下氏は、この他にも「清水市庁舎」や「香川県庁舎」など数多くの庁舎を手がけていますが、この倉吉市庁舎はなんと、丹下氏が設計した中で、現存する最古の庁舎なのであります。
屋根や手すりの角が、全て突き出ているのが重要なポイントです。
そして、縦向きに組まれた透かしブロックが、ふんだんに使われているのも大きな特徴です。
モダンだなー。植えられたつつじとの相性もピッタリです。
階段の手すりが、物凄い重厚感です。ちょっと上がってみましょう。
あ、先ほど上がってきた階段は建物の側面だったようで、こちらが正面口のようです(汗。正面口周りは大きな吹き抜けになっていて、物凄い開放感です。贅沢なつくりだなー。
透かしブロックの塀越しに透かしブロックの塀を見る事ができます。ホント、カッコイイなー。惚れ惚れしちゃいます。
見て回る順序が逆になってしまいましたが、正面口の様子。梁がめっちゃデカい。鳥取は倉吉以外も訪れたのですが、一旦これで鳥取レポートを終わります。
倉吉市庁舎
鳥取県倉吉市葵町722
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