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2022年2月 9日 (水)

小前田駅

 

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大箱屋の大場さんと巡る深谷レポートの続きですが、前回の記事でご紹介した喫茶「ボナンザ」へ向かう途中、ステキな駅舎を通り過ぎたので、喫茶をした後に戻ってきました。こちらは、秩父鉄道の「小前田駅」。秩父鉄道の駅舎を取り上げるのは、10年前にレポった「波久礼駅」と「長瀞駅」以来の3度目になります。今の時代、木造の駅舎はかなり貴重ですよね。

 

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この駅舎が建設されたのはいつ頃になるのかな? たぶん昭和30年代だと思いますが、調べても情報が見つからなかったので詳細は不明です(汗。看板や自販機はさすがに新しいですが、内部はどんな状態なのかな? ちょっと覗いてみましょう。

 

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内部はポスターや広告で壁が埋め尽くされていますが、基本的な作りはそのままのようですね。

 

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券売機もかなり古そうですが、いつ頃のものなのかな? 国鉄(現JR)の券売機なら昭和40年代の記憶もハッキリと残っているのですが、当時は大人と子供の切換ボタンなんてものはなく、大人用と子供用それぞれ全部の金額のボタンがあって、大人は上段の青色、子供は下段の赤色に分かれていたんですよ。そして、子供用のボタンには、間違って押さないようにパタパタ開閉するアクリルの蓋が付いていたんです。更には、札の投入口もありませんでした。それと比べると、この券売機はだいぶ新しそうなので、昭和50〜60年代くらいの機種ですかね?

 

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こういう古い看板が残っているのは嬉しいですね。旅館クーポンなんてものは現在はないと思いますけど、いつまでも残しておいて欲しいなー。

 

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改札窓口もカワユイ。

 

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屋根を支える鉄骨も懐かしい感じ。「定期券ははっきりお見せ下さい」のプレートも古そうですね。この写真を撮った時は気がつかなかったのですが、その後ろに注意書きみたいなプレートも幾つかありますね。ちゃんと撮れば良かった。

 

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全景。

 

小前田駅
埼玉県深谷市小前田1680-1

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