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2022年2月 8日 (火)

珈琲 ボナンザ

 

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埼玉レポートの続きです。大箱屋の大場さんと深谷の「きくち食堂」を出たあと、喫茶店でお茶でもしようという話になったのですが、特にお目当てのお店はなかったので、とりあえずスマホで周辺を検索してみる事に。すると、大場さんが同市内にある小前田駅前の「珈琲 ボナンザ」を見つけてくれました。ネット上の写真を見ると確かに古そうな喫茶ですが、写真が小さく、昭和喫茶なのか古い建物をリノベーションした最近の喫茶なのか判断がつかなかったので、とりあえず訪れてみる事にしました。

 

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そして、実際に訪れてみると、外観を見ただけで、すぐに本物の(?)昭和喫茶だと判りました。埼玉県は地元という事もあり、自分が訪れてみたいと思うレベルの昭和喫茶は全て訪れたつもりでいたので、嬉しいのと同時に驚きです。何はともあれ、営業中のようなのでさっそくお邪魔してみましょう。ちなみに、ボナンザという名の喫茶に入るのは、9年前にいわき市に訪れた時以来です。

 

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入店すると、店内はほぼカウンターオンリーで、常連と思われるご高齢の方々で満席に近い状態でした。普段は常連以外にお客さんは来ないのか、ママさんはちょっぴり驚いたご様子だったので、「(入店して)大丈夫ですか?」と伺うと、笑顔で「いらっしゃい」と迎え入れてくれました。そして、店内の端っこに一つだけある小さなテーブル席へ、2人で座らせて頂く事に。カウンターチェアは比較的脚が長く、転倒しないようにするためか、それぞれボルトで床に固定されています。

 

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ママさんは「こんな古いお店に入るなんて、物好きね。」とおっしゃっていました。創業は昭和48年になるそうですが、内装は開業時からほぼ変わっていないようですね。デコラが張られた重厚感のあるカウンターがツボです。

 

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いやー、それにしても、埼玉県内にこんなに素晴らしい未訪問喫茶があったとは。意外と、探せばまだまだあるのかも知れないな。

 

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あずき色の帯が入った引き戸もツボです。ガラスに貼られたひまわりのシールが、年輪を感じさせます。

 

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天井には、和風のペンダントライト。

 

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ちょっと見えづらいですが、天井ボードのサイケチックな柄に、大場さんが興奮していました。

 

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僕はホットコーヒー、大場さんはホットティーを頂きました。もう、お気づきだと思いますが、グラスがめっちゃカワイイです。喫茶店で、こういったポップな柄のグラスが使われているのは珍しいかも知れない。

 

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専用駐車場の木製看板も、手作り感があって痺れました。

 

珈琲 ボナンザ
埼玉県深谷市小前田1177

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