本郷浄水場
飯能レポートの続きです。大箱屋の大場さんに「飯能中央公民館」を案内してもらった後、入間川沿いにある「本郷浄水場」へ連れてきてもらいました。今回のツアーの目的地は大場さんに任せっきりで、ここへ到着するまで詳しい話を何も聞いていなかったので、いざ建物を目の当たりにしてびっくりです。とにかく、建物が古い。到着した時はだいぶ日が暮れていた事もあって、ゾゾッとするほどの不気味さを感じました。ちなみに、写真は思いっきり明るく加工してあるので、画質が悪いです(汗。
竣工は昭和7年。近代建築はあまり守備範囲ではないのですが、ここまで古いと、ジャンルを超えた魅力がありますね。この建物は撮影した場所よりもだいぶ低い位置にあるのですが、そのためアプローチが橋になっていて、入り口が2階にあるのが面白いです。この浄水場は現役ですが、見たところ、この建物は廃墟と化しているようですね。
浄水場に関する知識が殆どないのですが、こちらは水を貯めて回転させながら浄水するような装置ですかね? 円形の壁面の雨汚れに年輪を感じます。
ここが入り口のようですが、門は閉鎖されていました。剥げ石の張られた門柱も、時代を感じさせます。
よく見ると「飯能市上水道浄水場」と書かれていました。
門柱灯もカッコイイです。この本郷浄水場は、昭和好き、近代建築好き、廃墟好き、いろんな人にオススメしたいスポットですね。という事で、この日のツアーはこれでおしまいです。
本郷浄水場
埼玉県飯能市大字飯能458-5
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