太田北口駅前 県道2号周辺
前回の記事の続きですが、大箱屋の大場さんと群馬の太田駅前までやってきました。太田駅へ訪れるのはちょうど10年ぶりなのですが、北口駅前はその当時と随分と様子が変わってしまいましたね(当時の様子はコチラ)。駅前一帯にあった歩道屋根は完全に撤去されてしまったほか、昭和時代からあった飲食店も大半が取り壊されていて愕然としてしまいました。なので、駅前は殆ど写真を撮らなかったのですが、大通りの県道2号沿いはまだまだ古い建物が健在のようだったので、今のうちに写真に収める事にしました。さっそくですが、この通りの街灯は、僕が最もお気に入りのタイプです。塗装がオリジナルではありませんが、久しぶりに見ました。今までに、埼玉の東松山、小川町、群馬の四万温泉で見かけているのですが、北関東に多い街灯なのかな? ちなみに、東松山にコンディションの良いものがあって写真に収めてあるので、興味のある人はぜひ見てください。ホント、激ヤバですから。→コチラ
高度経済成長期全開の酒屋さん。上階が迫り出していたり、透かしブロックを多用している感じが、めっちゃカッコイイです。緑と白のストライプの庇もイイ味出ていますね。
二階部の窓を見ると、迫り出している部分は和風の廊下になっているようです。この雰囲気、たまりません。窓枠は70年代に入るとアルミサッシが主流になりますが、この建物は60年代(と思われる)ので、まだ鉄枠が使われていますね。
透かしブロックは、型板ガラスがはめ込まれている珍しい仕上げ方です。
キリスト看板と塩のホーロー看板が並んでいました。キリスト看板の方はサビて読みづらいですが、「人生はみじかい 天国は永い」と書かれていますね。激しく同意です。50を越えてから、一日に一回は「死」について考えるようになりましたから。いや、別に気分が暗いわけじゃないんですけどね、ホント、人生なんてあっという間だなーとか思いますね。僕の人生も残り3分の1くらいだし、大体のところ自分がどんな人生を歩んで、どうやって終わっていくか見えてきてるので、悔いの残らない生き方したいなって思います。まあ、わりと自由に生きてるので、今のところまずまずだとは思ってますけど。ちょっと話が逸れ過ぎました(汗。右の塩看板は、三菱の「MMC」や「ミニカ」のロゴからして、たぶん80年代の看板ですね。
看板の文字が達筆で読みづらいな(汗。「桜井製菓舗」で合ってますか? 現役ではなさそうですけど。
このバイク屋も、よく見るとけっこう激しいデザインですね。右側の壁の張り出し方が半端じゃないです。建物は電柱より古いのか、電柱が斜めに避けてます。
金物屋さんの窓から古いカギが見えました。もう50年くらいはこの状態なんじゃないかな? これで家の合鍵を作ってもらおうかな? とか思った。
ちょっと脇道に入ると、こんな感じだったりします。けっこうなタイムスリップ感。
ギザギザの柵と木製の観音扉の絡みが渋いです。
金属製ではありますけど、物干し場もだいぶ見かけなくなりましたよね。引き続き、太田駅の周辺を散策しようと思います。つづく。
太田北口駅前 県道2号周辺
群馬県太田市東本町23 辺り
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