喫茶 アキバ

いろいろと忙しくて、ブログ更新が滞っていました（汗。前回の記事では小倉をレポったので、そのまま小倉レポを続けるつもりでしたけど、急遽予定を変更して、あちこちの喫茶をしばらく続けてUPします。最近、記事ネタがたまり過ぎちゃって大変な事になってるんですけど、まずは去年の4月に訪れた仙台市青葉区の喫茶「アキバ」をご紹介します。

僕は情報収拾がヘタな事もあって、仙台に60's喫茶はないと思い込んでいたんですけど、たまたまネットでコチラの喫茶の情報を得まして、さっそく訪問してみました。んー、モルタル造の理想的な佇まい。幸い営業中のようなので、さっそくお邪魔してみましょう。

「こんにちはー」と入店すると、カウンターでお仕事をされていたママさんが、目を丸くして驚いたご様子です。「あ、（入店して）大丈夫ですか？」すると、ママさんは言いました。「もう、お店、閉店しちゃったのよ」「えー、そうなんですか？」訪問したのは去年の4月30日なのですが、その一週間前の23日に営業を終えられたのだそうで、ママさんはお店の片付けをしている最中だったのであります。

そう言われてみれば、電光看板が店内に置かれている。でも、お店の中は、幸いにも現役の時のままでした。創業は、僕より少し年上の昭和41年。内装は開業時からほとんど変わっていないようです。

閉店の理由は、建物の老朽化に加え、最近のコロナの影響で客足が遠のいてしまったからだそうです。そんな話をしていると、また若い女性が入店し、閉店に驚いていました。

「ウチのコーヒーは美味しいのよ」と、サイフォンのアルコールランプを見せてくれました。ママさんのコーヒーを味わえないのは残念ですけど、こうやってママさんと楽しくおしゃべりができた事を、嬉しく思います。

ママさん、長いことお店の切り盛りお疲れ様でした。そして、いろいろとお話しを聞かせて頂きありがとうございました。