県庁通り 昭和ビル群
福島レポートの最後になりますが、引き続き福島駅前を散策していると、県庁通り沿いに高度経済成長期に建てられたビルが密集しているエリアを見つけました。この辺りは、ご覧の通り両側に古いビルが連なり、歩道に屋根がかかっています。
おそらく、ブログの読者さん的には需要が少ないと思いますけど、この時代の角ばったシンプルなビルは個人的にツボです。
タイル張りの壁に表現された、抽象半立体の壁アート。
ファサードが連続アーチになったパチンコのビル。カラフルなネオンがイイ感じ。
おっと、これまたカッコイイビルが見えてきました。土地を目一杯に使って建てたようで、交差点の角にあたる部分が斜めになっているところがポイントです。
鉄枠の窓や縦縞の金属外装材が、かつて代々木にあった「代々木会館(通称:エンジェルビル)」を彷彿とさせます。建てられた時代も、きっと同じですね。
ガラス張りのエントランス。ドアハンドルや天井照明が正方形なところが、モダンです。観音扉が開いているので、ちょっとだけ中を覗いてみましょう。
おー、階段がヤバイです。青い塀の気泡のような模様は、わずかに立体になっています。床の緑色のクッションフロアとの絡みもキョーレツですね。いくつか前にレポッたビルの階段も凄かったですが、福島駅前にはイイ階段が多いなー。
という事で、福島レポートがだらだら続きましたが、これでおしまいです。
県庁通り 昭和ビル群
福島県福島市上町1-2 辺り
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