cafe' de マリアンヌ
前回の記事の続き。念のためもう一度話しますが、去年の3月に刊行された「昭和喫茶に魅せられて、819軒」では、都道府県につき最低1軒は掲載することが企画段階で決まっていたのですが、いくつかの県は電話で掲載許可を頂くことが出来ず、最終手段で直接アタックすることになりました。そして、この日は鹿児島へ訪れ、まず1軒目に市内の「cafe' de マリアンヌ」へ訪問。お店の外観は、スレート瓦に覆われた大きな屋根が特徴です。何はともあれ、営業中のようなので、さっそくお邪魔してみましょう。
入店すると、カウンターで常連と思われるお客さんが1名寛いでいました。BGMはジャズ。どことなく、ちょっと緊張感を感じたので、すぐにマスターさんには話しかけず、とりあえずテーブル席へ座らせて頂くことに。
そして、注文を取りに来てくれたマズターさんに、アイスコーヒーをお願いしました。ホントはこのタイミングで掲載許可を頂こうと思ったのですが、なんとなくタイミングを逃してしまいました(汗。普段なら気軽に話しかけられるんですけどね、今回は県内のどこかしらのお店で掲載許可を頂くまで鹿児島を出れないというプレッシャーがあって、思うように話しかけられませんでした(汗。マスターさんも、ちょっぴり怖そうだし(汗。
アイスコーヒーを頂きながら20分ほどまったり。マスターさんに話しかけるチャンスは、残すところお会計の時だけです。そして、席を立ってレジまで行き、思い切ってマスターさんに話しかけました。「スミマセン、ちょっとご相談なのですが、、、」そのあとどんなふうに話したか覚えていませんが、意外にもあっさり快諾して頂きました。良かったー。マスターさんも、話してみればとても優しい方で、一気に緊張がほぐれました。創業は昭和51年。中央で仕切られた店内は高低差があり、写真の左側(入って右側)が少し高くなっています。これはお店を広く見せるための工夫なんだとか。
こっちのアングルのほうが高低差がわかるかな? 白い壁に張られた筋交いもイイ感じ。
木製のチェアは「キツツキ」かと重きや「ヒカリ」でした。そんなこんなでマスターさんにいろいろお話を伺っていると、常連のおじさんも昭和が好きとのことで、3人で昭和の話題で盛り上がってしまいました。
帰り際に、マスターさんが「車、気をつけて帰って下さいね。それが一番大事だから」と気遣ってくれたのが、凄く嬉しかったです。マスターさん、いろいろとありがとうございました。
ついでですが、「昭和喫茶に魅せられて、819軒」、まだ読んでない人は、ぜひ読んで下さい。本の紹介ページはコチラになります。
cafe' de マリアンヌ
鹿児島県鹿児島市山下町7-4
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